賢い銀行との付き合い方

子供から大人まで、ほぼ必ず持っているのが、銀行口座。最近はネット銀行もあり、その利用の仕方は千差万別になってきました。全国の銀行や信用金庫、農協等を合わせると1,000を超えます

どこを使えばいいのか、迷うことでしょう。そして「まぁ、どこでも同じか」「会社の給料振込みの口座でいいか」となんとなく決めてしまっているかもしれません。

今日はどの銀行をどういう目的で選べばよいか、簡単にご紹介したいと思います。それでは、さっそくみていきましょう。

銀行の種類

まず、銀行には大きく分けて、都銀と地方銀行とで分かれます。都銀とは三菱UFJ銀行やみずほ銀行など、よく耳にする銀行です。

地方銀行とは地域によくある愛知銀行や、京都銀行など地域の名前を付けた銀行が多いです。

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この2つを見比べたときにどちらを選ぶべきか。知名度で言えば断然都銀です。ある程度の規模の会社になってくると給料振込みの口座を都銀に指定されるところも見受けられます。この理由としてはその会社のメイン取引銀行が都銀である可能性が高いためです。

会社は運営をしていくために銀行から融資を受ける必要が出てくることがあります。そのときに数千万円程度なら、地方銀行で事足りますが数億、数十億となると、都銀の方が色々便利になります。このため会社がメインとする銀行を軸に会社運営がされていきます。

では、都銀は一般の会社員等に対しても何かいいことがあるのでしょうか?残念ながら、都銀は個人を相手にしません。正確に言えば資産のない個人を相手にしないと言えるでしょう。数億の資産があるような個人は様々な資産運用や信託などの提案をうけ、取引をするメリットが生まれますが、それ以外の個人に対しては、特になにもしません。

最近は定期預金の金利上乗せキャンペーンも力を入れないため、何もメリットがないと言っても過言ではありません。むしろ都銀は他の銀行に先んじて手数料の改定等を行うため、今の厳しい金融業界の状況ではATM手数料を増やしたりとデメリットがいち早く影響してくる可能性があります。

地方銀行の特徴

では次に地方銀行で取引をする場合です。基本的に地域に根付いた銀行が多く、個人や町工場の会社と取引をしていることが多いです。

最近は少なくなりましたが、個人に対しても担当が付き、金利上乗せの定期預金等の案内をしてくれるところもあります。全く預金のない人でも、例えば年金の受取を指定したり、投資信託を利用するなどするだけで、少し特別扱いされることもあります。

何より地方銀行は個人向けと言えるのが、ローンです。例えば「住宅ローン」や「自動車ローン」など。個人の方でもこのようなローンを受ける人は数多くいらっしゃると思います。ローンには必ず金利が付きます。大きな金額を借りることが多いこのようなローンに対する金利は馬鹿になりません。地方銀行で取引をしていればこのような金利を下げることが出来る場合があります。

多くの地方銀行であるのが、「給料振込みの指定」「公共料金の引き落とし口座指定」「年金受取の指定」などです。これらの項目の多くは銀行にとってもメリットが大きく、それ故「1項目ごとに0.5%金利引き下げ」などダイレクトに効果を発揮するものが多いです。また、普段から地方銀行を利用していると、いざローンの相談となったときも話がスムーズで審査も通り安くなります

銀行の特徴を理解しよう

さまざまある銀行の中からどこを選ぶかは個人の事情等もあるかと思いますが、その銀行の特徴をよく捉えて自分の将来設計に適した銀行を選び、時には銀行を変えるなど見直しも必要かと思います。

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