仮想通貨について調べていたり、実際に取引をしていると必ず耳にする「ウォレット」という言葉。日本語に訳すと「財布」という意味ですが、仮想通貨の財布とは一体何のことなのでしょうか?
そこで本記事では、仮想通貨のウォレットの概要と覚えておきたい5つの種類、仮想通貨の取引所との違いなどについて解説していきます。
3分くらいで読めるようにまとめましたので、仮想通貨初心者の方はぜひ最後までご覧ください。
仮想通貨のウォレットって何?
仮想通貨のウォレットとは簡単に言えば、仮想通貨を保管する場所という意味です。現実世界の法定通貨を使う際に財布を使うのと同じように、仮想通貨でもウォレットを使って支払いをしたり、コインを受け取ったりします。
仮想通貨のウォレットは何個も同時に持つことができ、仮想通貨を分散して保管することが可能です。また、仮想通貨のウォレットは自分専用のものを持つことができますので、取引所に預けているよりも安心。
例えば仮想通貨のウォレットを所有していれば、取引所がハッキングに会った時なども被害を受けずに済みます。また、仮想通貨のウォレットはオンラインで管理されますので、常に残高や取引履歴が簡単に見られるのも特徴だと言えるでしょう。
仮想通貨のウォレット5種類
仮想通貨のウォレットには以下の5種類があります。
- ペーパーウォレット
- デスクトップウォレット
- ハードウェアウォレット
- モバイルウォレット
- ウェブウォレット
それぞれの特徴を表にしてまとめてみましょう。
ペーパーウォレット | 仮想通貨の取引履歴を紙に印刷して保管するウォレット |
---|---|
デスクトップウォレット | パソコンにインストールして保管するウォレット |
ハードウェアウォレット | USBなどに保管するウォレット、安全性が高い |
モバイルウォレット | スマホにアプリをダウンロードして保管するウォレット |
ウェブウォレット | クラウド上で保管するウォレット |
仮想通貨のウォレットと取引所の違い
仮想通貨の取引所でもコインを保管することができますが、仮想通貨のウォレットと取引所はどこが違うのでしょうか。違いは以下の表の通りです。
ウォレット | 取引所 |
---|---|
通貨を保管することができる | 通貨を保管することができる |
目的は通貨の保管 | 目的は通貨の取引 |
仮想通貨のウォレットは仮想通貨の保管場所
今回は仮想通貨のウォレットについて解説しました。仮想通貨のウォレットとは、現実世界の財布のような役割をするもので、鍵をきちんとかけることで安全に仮想通貨を保管することができます。
仮想通貨のウォレットと取引所は混合しがちですが、仮想ウォレットは保管するだけ、取引所は保管しつつそのまま取引ができると覚えましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
注意 : 仮想通貨投資には常にリスクが伴います。仮想通貨投資を始める場合は、自己責任において行うようお願いいたします。詳しくは金融庁による「仮想通貨に関するトラブルにご注意ください!」をご覧ください。