クレジットカードを持っている人はたくさんいますが、どのような手数料を支払っているのか、すべて把握している人は少ないのではないでしょうか?
結論から申し上げると、クレジットカードの手数料には2種類あります。クレジットカード会社に支払う手数料と加盟店に支払う手数料です。
本記事では、クレジットカードに関する手数料について紹介します。それでは、さっそくみていきましょう。
クレジットカードの種類は2つ
まず、クレジットカードの手数料には大きく2つに分けられます。
クレジットカード会社に支払う手数料
一つはクレジットカードを利用している方がクレジットカード会社に支払う手数料です。この手数料にはいくつかの種類があり、分割払い(3回以上)、リボ払い、ボーナス払いなどがあり、これらを利用した場合に手数料が発生します。
これらの手数料はカードの種類によっても手数料利率が異なるため、クレジットカードを複数枚所有している場合にはあらかじめ手数料についてしっかりと確認しておくことが大切になります。
しかし、翌月い一括払い(1回払い)の場合は、手数料がかかることはありません。
ここまでが消費者が利用することで手数料が発生するものとなります。
加盟店が支払う手数料
2つのうちのもう一つが加盟店が支払う手数料です。これはどういうもかというと、「加盟店手数料」のことで、クレジットカード払いが出来るお店がクレジットカード会社に支払う手数料の事を言います。
各お店はクレジットカード会社と加盟店契約を結ばなければ、クレジットカード決済を導入することができません。そのお店で買い物をしたお客さまがクレジットカード払いをする度に加盟店手数料の支払いが発生しますが、この手数料をお客さまが購入した商品やサービスの代金に上乗せする形で、お客さまに請求することは規約違反となります。
つまり、お客さまから加盟店側の手数料をとるのは「やってはいけない」という決まりになっています。
もしお店側から手数料を求められたら、規約違反ということを伝えて支払いを拒否するか、クレジットカード会社に報告しましょう。
これらを知り理解することでトラブルになっても回避することが出来るのでぜひ覚えておくと、クレジットカードを安心して使用できます。
手数料が発生する支払いについて
分割払い
分割払いとはそのままで、支払を分割しておこなうものになります。例えば、3万円の支払いを3回払いで購入する場合には、1万円を3回払うということになります。
1か月目に1万円支払い、2か月目に1万円支払い、3か月目に1万円支払うという形です。他にも支払った金額で1か月にいくら支払うかによっても変わってきます。
しかし、分割払いでも分割2回払いであれば手数料がかかることはありません。
リボ払い
リボ払いとは分かりやすく言うと、1万円の商品を購入した時に、5回に分けて支払うと決め、毎月の請求時に2000円ずつ支払うのが分割払いになり、2000円ずつ払うと決めて、5回目で支払いを完了させるのがリボ払いです。
リボ払いは月の支払い額を一定に決める事が出来るため、高い買い物をしても、返済額が一定を超えないのが特徴となります。
ボーナス払い
ボーナス払いというのは、商品を購入した翌ボーナス時期に一括して支払う方法です。
クレジットカードの手数料を理解しよう
クレジットカードは支払い方法によって、消費者に手数料が発生します。大きい金額を利用する際には手数料も高くなるので、なるべく手数料が発生しない支払い方法を選ぶといいでしょう。